オメガ星団(NGC 5139)

先日の遠征で写した、オメガ星団NGC 5139です。

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この夜は雪雲が飛来するやや透明度の悪い条件でしたが、それでもさすが全天一の球状星団だけに、迫力のある姿を見せてくれました☆

Feb. 122018 810A AF-S NIKKOR 300mm f/4EPF ED F4→4.5 ISO1600  CaptureNX-Dで現像後 ステライメージ7にて1min×9枚コンポジット&編集 トリミングあり スカイメモRにてノータッチガイド 静岡市葵区平野)



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by dr_piano | 2018-02-28 07:57 | 星雲星団 | Comments(10)

かみのけ座のMel. 111とUGC7321

春の系外銀河巡りの第二弾は、300mmレンズで画角いっぱいに収まる、かみのけ座のMel. 111です↓


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まずはこの散開星団ですが、藤井旭氏の全天星雲星団ガイドブックによりますと、かみのけ座781213141617182122番星をメンバーとした、30個からなる星団と紹介されています↓


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ところで「人」の字を連想する際の肝心のγ星が、実はこの星団とは関係がないと言うのが意外でした!

これって、ヒアデス星団とアルデバランとの関係と同じですね☆

さて銀河北極のある「かみのけ座」付近は、星間物質の量が最も少ない方向(いわゆる銀河の覗き窓)です。

この写野でも画面上方にNGC45594448が確認出来ますが、写真原板をパソコンのモニター上で等倍にまで拡大してみますと、暗いながらも銀河がたくさん見えてきます。

そして卓上で銀河クルーズを楽しんでおりましたら、画面下端の□で囲んだフィールドに、面白い銀河を見つけました↓


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UGC7321
という光度11等で距離3000万光年の銀河ですが、その形が超薄々です。

英語の文献では、並外れた「超薄型」スパイラル銀河(The Extraordinary `Superthin' Spiral Galaxy)と紹介されていて、(詳しい内容は分かりませんが)力学的にも星形成的にも、未発達の銀河なのだそうです。

Jan. 212018 810A AF-S NIKKOR 300mm f/4EPF ED F4→4.5 ISO1600  CaptureNX-Dで現像後 ステライメージ7にて4min×5枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド 静岡市葵区梅ヶ島)



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by dr_piano | 2018-02-25 11:18 | 星雲星団 | Comments(8)

おとめ座のNGC5364他による小銀河群

賑やかな冬の星座が西に沈むと、春の系外銀河巡りの季節となります。

今回はうみへび座とうしかい座の境界近く、おとめ座τ星の北北西約4度のところに位置する、NGC5364他による小銀河群です↓


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なお、それぞれのNGCナンバーは、下記のようになります

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画面中央やや左で南北に並んだ2つの銀河のうち、上(北)のNGC5363は渦巻構造を持たない楕円銀河で光度は10.2等、一方下(南)のNGC5364は淡いながらも細い腕がきれいに巻いている渦巻銀河で、光度は10.4等です。

そして周辺に散らばる光度14等の小型の銀河たちとともに、6600万光年の彼方で小規模な銀河群を形成しています。
Feb. 122018 810A AF-S NIKKOR 300mm f/4EPF ED F4→4.5 ISO1600  CaptureNX-Dで現像後 ステライメージ7にて4min×4枚コンポジット&編集 トリミングあり スカイメモRにてノータッチガイド 静岡市葵区平野)



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by dr_piano | 2018-02-22 13:40 | 星雲星団 | Comments(6)

ほ座超新星残骸に再度トライしてみましたが・・・。

この連休はいつもの星仲間の皆さんとの、今年二度目の遠征でした!

ところが皆の待つスポットに遅れて合流した私の車が、いきなりのパンクです!

私一人だったら途方に暮れそうな山奥の林道でのハプニングにも、皆さん撮影を中断して冷静に対処して頂き、無事にスペアタイヤに交換出来た時には、本当に嬉しかったです。

ありがとうございました!!

その後気を取り直して、当初からの予定通り「ほ座超新星残骸」にレンズを向けてみました。
慣れないタイヤ交換の間にすでに南中を越えた星域には、静岡市の光を反射する薄雲がかかっているようでした。

まずは現像+コンポジットを含むルーチン処理後の原画像です


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う~ん・・見事なまでに、どこにも星雲らしきものが見えません。

でも昨日はディーラーでのタイヤ修理の後なにも予定がなかったので、気合いを入れて炙りだしたところ

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やっぱり淡いのですが、何となく星雲が確認出来ました。

静岡市の光はやむを得ないとしても、もっと低空まで透明度の良いコンディションなら、もう少しマシな画像が得られると信じて、また次の機会に臨みたいと思います。


ところで今回はちょっとした波乱ずくめに始まった遠征でしたが、心強い仲間の存在が嬉しかったです。

そしてそんな我らに天の神様から、粋なプレゼントがありました。

冬型が強まりますと、ここ静岡までも雪雲が流れてくるのですが、その襲来の直前にオメ

ガ星団がバッチリ見えたのです。

その見事な姿を皆でカメラに納め、充実感に満ちて家路に着くことが出来ました^^

Feb. 122018 810A Apo-Sonnar T* 135mm F2→4 ISO1600 Capture NX-Dで現像後 ステライメージ71min×12枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド 静岡市葵区平野)



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by dr_piano | 2018-02-13 06:56 | 星雲星団 | Comments(10)

ほ座超新星残骸

昨年11月に試し撮りした、憧れのガム星雲の北東部(Gum15~17)にあたる部分ですが、このうちGum16 は、ほ座超新星残骸(Vela supernova remnant)として知られています。
この観測地点ではあいにく手前の立木に隠れていますが、それでもレムナントの東~北側が確認出来ます(↙の部分)。
南方の開けた場所で、今シーズンもう一度チャンスがあればと思っています☆

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(Nov. 19、2017 810A Apo-Sonnar T* 135mm F2→3.2 ISO1600  Capture NX-Dで現像後 ステライメージ7に1min×4枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド 川根本町)
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by dr_piano | 2018-02-04 08:15 | 星雲星団 | Comments(8)

皆既月食

GPV予報では絶望的だった昨夜の皆既月食でしたが、奇跡的に部分食~皆既までの前半を見ることが出来ました!

まずは部分食です↓

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そして皆既直後のショットですが、帯状に青く見えるのが昨今話題になっている「ターコイズフリンジ」だと思います↓

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(Jan. 31、2018 E-M1 Mark II PROMINAR 500mm F5.6 FL ISO800 部分食→1/400 sec、皆既食→2sec露出 OLYMPUS Viewer 3にて現像後 ステライメージ7にて編集 トリミングあり スカイメモRで自動追尾)

こちらは、皆既中の月と、かに座プレセペ星団(M44)とのツーショットになります↓

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(Jan. 31、2018 810A Apo-Sonnar T* 135mm F2→4 ISO1600 8sec露出 Capture NX-Dで現像後 ステライメージ7にて編集 トリミングあり スカイメモRで自動追尾 静岡市葵区の自宅庭)




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by dr_piano | 2018-02-01 10:19 | | Comments(12)