おとめ座のNGC5364他による小銀河群

賑やかな冬の星座が西に沈むと、春の系外銀河巡りの季節となります。

今回はうみへび座とうしかい座の境界近く、おとめ座τ星の北北西約4度のところに位置する、NGC5364他による小銀河群です↓


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なお、それぞれのNGCナンバーは、下記のようになります

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画面中央やや左で南北に並んだ2つの銀河のうち、上(北)のNGC5363は渦巻構造を持たない楕円銀河で光度は10.2等、一方下(南)のNGC5364は淡いながらも細い腕がきれいに巻いている渦巻銀河で、光度は10.4等です。

そして周辺に散らばる光度14等の小型の銀河たちとともに、6600万光年の彼方で小規模な銀河群を形成しています。
Feb. 122018 810A AF-S NIKKOR 300mm f/4EPF ED F4→4.5 ISO1600  CaptureNX-Dで現像後 ステライメージ7にて4min×4枚コンポジット&編集 トリミングあり スカイメモRにてノータッチガイド 静岡市葵区平野)



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by dr_piano | 2018-02-22 13:40 | 星雲星団 | Comments(6)

Commented by Angelheart at 2018-02-22 14:17 x
賑やかな冬の星座が主役の座を退くと
こうして個性豊かな春の系外銀河が あちこちで夜空を飾ってくれているんですね。

もちろん、肉眼では見えない世界なので こうして素敵な画像で楽しませていただけることに感謝です♪

ところで今日は2月22日、にゃんにゃんにゃん、で猫の日だそうです♪
ちなみにためしに「猫座」で検索してみましたら
「現在使われていない星座のひとつ」って書いてありました。
そういえば干支にも「猫年」はないし・・
猫星雲なんていうのもあったらかわいいのに。
どうしてかにゃぁ?と ふと思った猫の日の今日でした
(=^・^=)
Commented by dr_piano at 2018-02-22 19:44
☆Angelheartさん、こんばんは!
春は系外銀河の観測の好機ですが、小型望遠レンズの対象になるのは、やはりこのような銀河の群れになります☆
単体として撮影したものは、そのうち「地味な天体シリーズ」としてまたご紹介する予定です^^
ところで「猫」に関してですが、北天に「やまねこ座」という見つけにくい星座が存在しています☆
また「りゅう座」にキャッツアイ星雲という惑星状星雲がありますが、私のシステムでは上手く写せないような気がします。
さらにさそり座にある散光星雲NGC6334は、その姿が猫の肉球に似ているため、猫の手星雲(Cat paw nebula)と呼ばれています。
こちらは一度狙ってみたいと思っています^^


Commented by 星船 at 2018-02-24 00:07 x
こんばんは。
淡い対象ですが、よく写ってます。
見かけ上近くにあるのではなく、実際にも近い距離にある銀河集団なのですね。
数千万年前の光を写すことができるのも春の天体写真のワクワクするところです。
Commented by dr_piano at 2018-02-24 15:06
☆星船さん、こんにちは!
今は春恒例の「銀河祭り」の真っ最中ですので、小型の望遠レンズでも参加出来そうな星域を狙ってみました☆
そして毎年この時期になりますと、長焦点の望遠鏡が欲しくなって困ります!
昨夜も思わずT社の反射望遠鏡を「ポチッ」する寸前で、思い留まったところです(笑)!
Commented by alpaprisma at 2018-02-27 01:06
deepest skyですね〜
恐竜時代の光を見ているのが不思議な感じです。
Commented by dr_piano at 2018-02-27 07:26
☆alpaprismaさん、おはようございます!
仰るように、この時空を超えた感覚をもたらす光と時間とはいったい何者なのか、いつも画像処理をしながら考えてしまいます^^