タグ:AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED ( 68 ) タグの人気記事

きりん座の IC342

前回の新月期に本川根町での素晴らしい星空を体験して以来、光害で明るい空に敢えてレンズを向けることの時間と労力の無駄を実感しました。
それ故、ホームグラウンドである安倍川河川敷では、もっぱら空の暗い北~北西~天頂の対象に限って撮影することにしました。
とは言え相手は無限の大宇宙です☆
星域をかなり限定したところで、被写体に困ることは何もありません。
それどころか一夜で1~2ショットに限った方が、撮影の集中力も維持出来るように思えてきたのです。
というわけで、新しい撮影スタイルを昨夜試してみました。
①撮影対象を一つに絞り(今回は敢えて難敵、きりん座のIC342です!)
②撮影中のピント&極軸のチェックを数ショット毎に施行し、
③目標は最低1時間の露出です。

その結果ですが、一コマ4分×22枚露出して(強風の影響もあり4枚はボツでしたが)ガイド成功率は300mmで、8割以上でした。
さらに露出時間も(今までの最高だった48分を大幅に上回る)72分と初の一時間超えガイドに成功です^^

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(D810A  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED F4→4.5 ISO1600 ステライメージ7にて4min×18枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド トリミングあり)

ところできりん座IC342は(マゼラン雲などの不規則銀河を除けば)M31とM33に続く見かけの大きさを持つ銀河でありながら、いわゆるフェイスオン銀河であることと、我々の銀河赤道付近に位置するためその塵の隠蔽により、観測が困難と報告されています。
しかし銀河系の星々が重なり、とても賑やかな雰囲気を醸し出しているところが、かえって新鮮で気に入っています♪

この300mm望遠でのお気軽撮影ですが、極軸がしっかり合えば最大5分以上のノータッチガイドが可能な気がしてきました!
引き続き、トライしてみようと思います♪

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by dr_piano | 2016-11-26 23:14 | 星雲星団 | Comments(10)

M891とAbell 347

昨夜は星仲間の方からのお誘いで、いつもの近場へ観望プチ遠征をしました。
現地に着きますと時々雲が通過する空模様で、透明度も(私の感覚では)7/10とあまり良くなかったのですが、それでも口径12cmの屈折望遠鏡で見る二重星団の美しさとその迫力に、感激でした☆
ところでこのまま望遠鏡での星空散策&談議をして終わろうかと思っていたところ、突然全天が晴れ上がりました。
そこでせっかくなので、一対象30分露出で撮ってみたのが今回のM891です↓

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アンドロメダ座にあるエッジオン銀河で見事な暗黒帯もあり、その均整の取れた美しさが気に入っています♪
ただこの星域には、銀河の王様M31とM33があるため、その陰に隠れてあまり目立たないのが気の毒な感じです。
さてこの美しいM891を撮ってみたかったのにはもう一つの理由がありまして、それは画面中央の輝星を対称に左下側に拡がるAbell 347と呼ばれる銀河団が、300mmレンズでどこまで写るか試してみたかったのです。
Abell 347は30個ほどの銀河を含み,「ペルセウス-うお超銀河団」を構成する主要な銀河団のひとつと言われています。
我々から2億5000万光年も離れているため、 平均光度も13~15等級といずれもかすかな銀河が多いものの、空気の澄んだ晩秋~冬に南中するため、手軽に撮影出来る深宇宙天体のひとつと言えます↓

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ここで星図を頼りに主な銀河を同定してみましたが、この辺りのちょっとぼや~としたシミは皆銀河のようです^^
キリがないのでこのあたりにしておきますが、真ん中の輝星の下に恒星と並んだコマ収差のようなシミも、実はPGC9108という銀河でした!
ところでこのPGCはPrincipal Galaxies Catalogueの頭文字でして、1989年に発刊された総数13万にも及ぶ膨大なカタログだそうです。
その特徴は、従来から使われている他のカタログ番号も含めて網羅した点です。
例えばアンドロメダ銀河の伴銀河であるM(メシエ)32=NGC221=PGC2555のように対応しているわけですが、この分類作業も大変だったでしょうね。
というわけで、当夜は急いで撮影したためガイドの微妙なブレがあるのが残念ですが、それでも小さな300mmレンズで、大宇宙の奥深い光をとらえることが出来て嬉しかったです☆
(D810A  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED F4→4.5 ISO3200 ステライメージ7にて3min×8枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド トリミングあり)

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by dr_piano | 2016-11-23 17:55 | 星雲星団 | Comments(10)

ジョンソン彗星(C/2015V2)

現在りょうけん座を移動中のジョンソン彗星(C/2015V2)の初撮りです。
雑誌の記事によりますと、このところ順調に増光中のため、来年4月の最接近時には4等級まで明るくなると期待されています!
そこで今朝、月明りは覚悟の上、いつもの河川敷までプチ遠征をしてきました。
結果は確認レベルの写真ではありますが、左上方に淡い尾らしきものが見える感じです♪
このあと彗星はM51とM63の間を通過していきますので、次回の新月期には中望遠レンズで写らないか、試してみたいと思います☆
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(Nov. 20, 2016 3:12~ D810A  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED F4→4.5 ISO3200 ステライメージ7にて30sec×6枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド トリミングあり)

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by dr_piano | 2016-11-20 22:03 | 彗星 | Comments(8)

M1(カニ星雲)とM33

2週前の遠征の写真から、今日は300mmによる、M1(カニ星雲)とM33です。
まずはカニ星雲から↓
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当然ながら焦点距離不足ですね!
フィラメント構造なんてまったく写らないどころか、カニというより可愛い佐渡ヶ島、といった感じです♪

そしてさんかく座のM33です↓
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これまで何度も撮影しているお気に入りの銀河の一つですが、さすがに透明度の良い空の下だと細部まで写って気持ちが良いです♪
M31とともに、今後も300mmでじっくり狙っていきたいと思います☆
(D810A  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED F4→4.5 ISO1600 ステライメージ7にて3min ×6枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド トリミングあり)

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by dr_piano | 2016-11-19 22:44 | 星雲星団 | Comments(12)

ケフェウス座のNGC7822とCed214

先週末の素晴らしい遠征の興奮冷めやらぬ毎日です☆
しかしながらその一方で画像処理が進んでいませんので、今回は遠征前の最後の一枚、ケフェウス座のNGC7822(画面上)&Ced214(画面下)をUPします。
この散光星雲はSH2-170と合わせて天文ファンの間では、その形からクエスチョン星雲と呼ばれていますが、カシオペア~ケフェウス座付近を広角レンズで撮影するといつも赤く写ってくるので、以前から気になっていました。
天の北極に近い位置にありますので一年中見えているはずですが、いざ写真撮影となりますと、やはり高度が上がる秋が好機なので、9月上旬にトライしてみました。
その結果ですが・・。
当夜は途中から雲が多くなり撮影時間が稼げなかったため、画像処理も必要以上に強くなり、当然のことながら粗い画像なってしまいました。
その後再挑戦の機会をうかがっていましたが、結局今秋の悪天候のため断念。
次期への課題となった次第です♪
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(D810A  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED F4→4.5 ISO1600 ステライメージ7にて3min ×9枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド トリミングあり)

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by dr_piano | 2016-11-10 08:17 | 星雲星団 | Comments(10)

M42

昨夜は約2ヶ月振りの星見を、川根本町の新観測地で楽しみました☆
星仲間の方からのお誘いで初めて行ってみたのですが、1時間のドライブでこのような暗い夜空を体験できるとは、夢のようです♪
そして皆さんと星空談義に花を咲かせながらの写真撮影&双眼鏡での観望で、あっという間に天文薄明までの時間が過ぎて行きました^^
星好き同士で眺める夜空って、本当に良いものですね!
というわけで、久し振りの投稿は冬を代表するオリオン座のM42になります。
当然今年の初撮りでもあり、気合いを入れて当初は3分×20コマ=1時間露出を狙いましたが、途中からスカイメモの機嫌が悪くなり、10コマ=30分で断念しました。
しかしながら画像のコントラスト&色合いが素晴らしく、処理がとってもスムーズに進みました♪
(なお星雲を横切っているのは、いつものように人工衛星です!)
このスポットの空の暗さと透明度の良さを、あらためて認識した次第です。
これからも機会があれば遠征してみたいです☆
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(D810A  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED F4→4.5 ISO1600 ステライメージ7にて3min ×10枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド トリミングあり)

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by dr_piano | 2016-11-06 14:27 | 星雲星団 | Comments(16)

M56

待望の新月期だというのに、いっこうに秋晴れにならない天気が続きます。
そしてこの秋雨前線の停滞している空を眺めて、ため息をついているのは、私だけではないと思います。
というわけで今回は、残り少ない旧作からのUPで、こと座のM56です。
こと座と言えばリング状星雲(M57)があまりにも有名ですが、こちらは地味で小さな球状星団にもかかわらず、300mレンズでも星が分離しているのには、ちょっとビックリです。
これは星の密集度がまばらなためと言われています!
(D810A  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED F4→4.5 ISO1600 ステライメージ7にて3min ×4枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド トリミングあり)
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by dr_piano | 2016-09-30 08:24 | 星雲星団 | Comments(10)

ハート&ソウル(胎児)星雲

秋の天の川での見所の一つが、二重星団の北東に位置する二つの散光星雲です。
毎年撮影している、画面右上の「ソウル(胎児)星雲」(IC1848)と左下の「ハート星雲」
(IC1805+1795)ですが、今年は300mmでの挑戦です☆
そしていつものように、このちょっとねじれた「ハート」が、友人のalpaprismaさん命名の「スズムシ星雲」に見えるよう、画面を回転してみました^^
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(D810A  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED F4→4.5 ISO1600 ステライメージ7にて3min ×8枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド トリミングあり)

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by dr_piano | 2016-09-23 08:22 | 星雲星団 | Comments(10)

バブル星雲(NGC7635)

このところ満月期のうえ悪天が続いていますので、撮影行のことは何も心配しないで、ひたすら画像処理に集中出来ます。
今回はカシオペアとケフェウス座の境界付近ですが、このあたりは天の川の微光星を背景に、M52を始めとする散開星団や美しい散光星雲が集中していて、撮影がとても楽しい星域です↓
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そしてその中でも、以前から一度撮りたかったが、バブル星雲(NGC7635)です。
300mmで確認できるのかちょっと不安でしたが、M52とともに拡大してみますと、
無事にポケモンボールのような泡が確認出来ました^^↓
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(D810A  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED F4→4.5 ISO1600 ステライメージ7にて3min ×9枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド トリミングあり)

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by dr_piano | 2016-09-19 23:25 | 星雲星団 | Comments(10)

写真写りの良いカシオペア座のNGC7789とNGC281

秋の北空に輝くカシオペア座付近は、銀河の微光星を背景にとっても華やかです☆
ところでそのM(またはW)の星列は北極星を探す指標としてもおなじみでありますが、これが写真に撮りますと(星の並びが)ちょっと分かりにくくなります↓
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実はβ星の南西3度ほどのところに、散開星団NGC7789(実視等級9.6等)があるのですが、これが標準~広角レンズですと、あたかも恒星のように写ってしまうのです↓
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この星団を構成するのは11等前後の星々ですが、その数2~300個に及びかつ集中度が高いので、カメラの目には画面左下のM52(実視等級6.9等)は言うに及ばず、β星(2.2等)にも迫る明るさになるようです!
残念ながら私の7×50の双眼鏡では星雲?状にしか見えませんが、一度空の良いところで大口径の望遠鏡で眺めてみたいと思っている散開星団の一つです。
一方α星の東2度ほどに位置するのが、散光星雲NGC281。
こちらも肉眼では見えませんが、写真にしますとその赤い星雲が簡単に写ります。
この夜は露出途中で雲が出てしまい6分の露出にとどまりましたが、天体写真愛好家から「パックマン星雲」とも呼ばれる、その独特な姿を捉えることが出来ました☆↓
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(カシオペア座→ SIGMA 50mm DG HSM Art F1.4→3.2 4min×4=16min露出;NGC281→AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED F4→4.5 2min×3枚露出;共通データ→ D810A ISO1600 ステライメージ7にてコンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド トリミングあり)

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by dr_piano | 2016-09-16 09:46 | 星雲星団 | Comments(10)