子持ち銀河とひまわり銀河

またまた、春の系外銀河シリーズから。
北の空で地味な存在のりょうけん座ですが、ここには5つのメシエ天体がありまして、そのうち4つが系外銀河です。
今回は先日のM106に続いて、M51とM63に挑戦です。
まずはM51。
銀河構造を正面から見るフェイスオン銀河とそれに寄り添う伴銀河のある「子持ち銀河」として有名ですが、カメラレンズでもその様子が写りました↓
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実に神秘的な姿ですね☆
二つの銀河が接近した際に、双方の重力でつながってしまったと推測されていますが、我々銀河系も遠い将来あのアンドロメダ銀河と合体するわけで、決して他人事ではありません!

そしてM63の「ひまわり銀河」ですが、その名の由来である特徴的な渦巻きを確認するには至らず、これではまるで楕円~レンズ状銀河になってしまいました。
詳細を観察するには、やはり大口径+長焦点が必要な銀河だと思います↓
e0344621_23191078.jpg

(共通データ:EOS60Da  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED F4→5
ISO1600 ステライメージ7にて1min X16枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド トリミングあり)

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by dr_piano | 2016-02-29 23:20 | 星雲星団 | Comments(6)

ソンブレロ銀河とケンタウルスA

まだまだ続く、春の系外星雲シリーズ。
今回は、おとめ座の楕円銀河M104、通称「ソンブレロ銀河」です。
小学生の時に百科事典で見た時以来、その均整のとれた美しい姿を一度写真に撮ってみたいと思い続けてきた、憧れの銀河の一つです。
南中時の静岡市街の光の影響が懸念されましたが、ガイドブック通り「からす座」からの星の並びを追い(この場合、やはり光学ファインダーが有利です!)、あとはいつもの勘でそのあたりを試し撮りしますと・・。
とっても小さいながら、あの円盤が写りました☆
これにはまた河川敷で、思わずヤッター\(^_^)/と叫んでしまいました。
その後写野を調整して、16枚コンポジットでまとめたのが今回の写真です↓
e0344621_20332013.jpg

何と言っても、小型のレンズにもかかわらず、しっかりあの暗黒帯が写っているのには感激です。
当夜はこれに気を良くして、さらに高度の低いケンタウルスA(電波銀河・NGC5128)にもカメラを向けたところ、こちらも暗黒帯がかすかに確認出来ました☆
いつか南方の空が暗い観測地で、再度撮影してみたい対象です↓
e0344621_2034536.jpg

(共通データ:EOS60Da AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED F4→5 ISO1600 スカイメモRにてノータッチガイド トリミングあり;ステライメージ7にてソンブレロは1min X 16枚、ケンタウルスAは1min X 8枚 コンポジット&編集)

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by dr_piano | 2016-02-24 20:36 | 星雲星団 | Comments(8)

M106付近

春の系外星雲シリーズ。
今回は、りょうけん座のM106です。
2,300万光年という彼方にあるこの銀河ですが、実視等級は8.3等と明るく、同星座にある「子持ち銀河」M51とともに、よく見える渦巻き銀河です。
またこのあたりは銀河団を形成していますので、画面のいろいろなところに系外銀河が写っていて、賑やかな感じです↓
e0344621_8303020.jpg


そこでいつものように、M106から右方にある銀河をカタログで同定していきますと・・。↓
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まず目につくのが画面右のエッジオン銀河NGC4217で、その距離は4,800万光年です。
見事な暗黒帯が認められ、長焦点ならこの銀河一つでも撮影の対象になる程の美しさです。
続いてM106のすぐ右上に位置する不規則銀河がNGC4248で、距離は2500万光年ですから、おそらくM106の随伴銀河と考えられます。
そしてさらに右上に移りますと、小さな2つの点状星雲が確認出来ますが、これらがNGC4231&4232で実視等級は13等台。
距離は何と3億光年を超えます☆
つまりM106のさらに15倍ほど後方からの光をとらえているわけでして、宇宙の奥行と途方もないタイムスケールの大きさに、いつもながら圧倒させられます!!
(参考文献:Gábor Tóth Astrophotography)
(EOS60Da  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED F4→5 ISO1600 ステライメージ7にて1min X8枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド トリミングあり)



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by dr_piano | 2016-02-21 08:32 | 星雲星団 | Comments(8)

ふくろう星雲とM108

先週撮りました春の星雲星団から、今日はおおぐま座のM108(画面上)とM97(画面左下)です。
M108はどことなくあの不規則銀河M82に似ている感じです。
そして惑星状星雲のM97は、別名ふくろう星雲とも呼ばれています。
これらはともに9.9等と暗い天体なのですが、その対照的な美しい姿をとらえることが出来て大満足です☆
それにしてもライカ換算480mmのカメラレンズで、このような写真が撮れる時代が来るとは、夢にも思いませんでした!
やっぱり天体写真って楽しいですね♪
(EOS60Da  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED F4→5 ISO1600 ステライメージ7にて1min X8枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド トリミングあり)
e0344621_23515797.jpg


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by dr_piano | 2016-02-16 23:52 | 星雲星団 | Comments(8)

オメガ星団

先日の建国記念日は、快晴+新月期という絶好の星見の条件となりました。
今回は春の系外星雲をメインに写真を撮ってみましたが、圧巻はオメガ星団でした。
見かけは満月より大きいというこの球状星団。
静岡市の光などもろともせずに低空で赤く光るその姿は、何か深海の生き物のような印象でした。
長い間星を眺めてきましたが、こんなに興奮したのは久しぶりです☆
(EOS60Da  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED F4→5 ISO1600 ステライメージ7にて30sec X2枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド トリミングあり)
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by dr_piano | 2016-02-13 08:16 | 星雲星団 | Comments(8)

かもめ星雲とM50

冬の大三角形の中に位置するいっかくじゅう座は、その形こそ目立ちませんが星雲星団の宝庫です。
今回の散光星雲IC2177もまた、おおいぬ座との境界上で赤く輝いており、その姿が鳥のように見えることから、日本では「わし星雲」、海外では「かもめ星雲」と呼ばれているようです。
個人的には「かめも」の名称が気に入っていますが、さらにあのM42が羽を広げたようにも思えてなりません。
それと上方に見える散開星団はM50です。
このあたりは天の川の中なので微光星も多く、それらとのコントラストも美しいです☆
(EOS60Da  Apo-Sonnar T* 135mm F2→3.2 ISO1600 ステライメージ7にて2minX8枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド)
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by dr_piano | 2016-02-10 07:56 | 星雲星団 | Comments(6)

夜明け前の東天に並んだ月、水星、金星

本日(2/7)西方最大離角になる水星が、月齢27の月そして金星とともに夜明け前の東天に並びました。
安倍川西岸にあるこの展望台は、富士~静岡市街~駿河湾までを一望に出来、特に東天の惑星観測には最適なロケ地です♪
(E-M5 MZD12-40mm /F2.8→4 21mmにて撮影 ISO400 3sec 露出の固定撮影)
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by dr_piano | 2016-02-07 07:42 | | Comments(8)

2/3のカタリナ彗星(C/2013 US10)

現在キリン座で周極星となっているカタリナ彗星を撮ってきました。
2週間前の地球最接近時に比べ思った程暗くなっておらず、依然としてエメラルドグリーンの本体と小さなテイルが楽しめます☆
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そして画像処理中、可愛い系外星雲が二つ写っていることに気が付きました。
いつも思うのですが、このような普段見ることのない星雲星団とのランデブーを楽しめるのも、彗星観測の魅力の一つですね♪
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(EOS60Da Apo-Sonnar T* 135mm F2→4 ISO1600 ステライメージ7にて1minX4枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド)

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by dr_piano | 2016-02-04 13:24 | 彗星 | Comments(6)