へびつかい座ζ星付近の散光星雲(Sh2-27)と青い馬星雲IC4592)
新月期と重なった今年のGWは初日から絶好の晴天となり、早速川根本町へ遠征しました。
そして夏の天の川が上ってくる間に撮影したのが、へびつかい座のζ星付近に位置する直径10度にも及ぶ巨大な散光星雲(Sh2-27)です(画面右にはIC4592、通称「青い馬星雲」もかすかに写っています!)。
今回は1時間の露光でしたが、複雑な暗黒星雲や分子雲らしきものも写っていてとても興味深い対象だと思います。
今後安倍川上流に遠征した際に、再度チャレンジしてみたいです!
(D810A SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art ISO1600 F1.4→2.8 Capture NX-Dで現像後 ステライメージ7にてコンポジット(2min×30枚)&編集 スカイメモRにてノータッチガイド 川根本町)
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by dr_piano | 2017-04-29 18:10 | 星雲星団 | Comments(8)
青い馬のそばにこんな星雲あるなんて全然知りませんでした
私も前の画像もう一度あぶって見ます って無理か
以前の問題ですね。いやー素晴らしいです。
私も最近知ったのです!
実はこの星雲、あまり星図には載っていないような気がします。
でも南の空の条件の良いところなら、キレイに写りそうですよ☆
それに90mmなら画角もバッチリ!
是非熊五郎さんにも、チャレンジして頂きたいです^^
遠征お疲れ様でした。良く晴れて素晴らしい星空でしたね。
淡い星雲が微妙な構造までしっかりと写って素晴らしいです!暗黒星雲も入り組んでいる様子がよくわかります。
SIGMAのArtシリーズの明るいレンズで1時間露出の威力が凄いですね。他の作品も期待してます。
青い馬もかすかではなくて、シッカリ写ってますね!
このArtシリーズで、シグマはとうとう純正を追い抜いた感じです。
唯一弱点として指摘されている青ハロでさえ、ニコンのそれとは比べものにならない程度に抑えられています。
また周辺減光に関してもアポゾナーに比べて格段に扱いやすいです。
ただ純正品もこのまま黙ってはいないはず・・。
私としては、今後純正品の逆襲を楽しみにしているのです!
静かな後ろ姿(?)がとっても幻想的ですね♪
このヴェールのような分子雲と馬&散光星雲の色を鮮明にするのが、最終目標です。
これからは高度も上がって観測し易くなるので、初の2時間露出をこの星域で達成したいです♪