AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF EDによる IC1396 とレビュー

「IC1396」は、はくちょう座から連なる秋の天の川の中、ケフェウス座の南方向に位置する大きな散光星雲です。
今回は32分の露出で、星雲内部の複雑な暗黒星雲の分布もわかるようになりました☆
ところでこのレンズを天体撮影に使い出して約1年余りになるので、ここで簡単にレビューしてみたいと思います!

<良い点>
1)軽量コンパクトで、スカイメモに搭載しても3~4分のノータッチガイドが可能!
2)解像度が高いこと。
とにかく300mm望遠レンズで手軽に天体の追尾が出来るので、撮影のバリエーションが拡がりました^^

<気になる点>
1)輝星がややいびつで、肥大した星像になること。
2)その際に画面にフレアが発生しやすいこと。
今回の画像でも星雲の右上に位置する「ガーネット・スター」や画面左上の輝星にその傾向が見られますが、そもそもこれらは位相フレネルレンズの特徴なのですよね♪
さらにこれらの現象は輝星が写野に入る天体撮影において気になるのであって、鳥撮影などの一般撮影では何ら問題のない、そして極めてコントラストの高い画像を得ることが出来ることを、追記したいと思います!
e0344621_19144717.jpg

(D810A  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED F4→4.5 ISO1600 ステライメージ7にて4min ×8枚コンポジット&編集 スカイメモRにてノータッチガイド トリミングあり)

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by dr_piano | 2016-08-19 19:21 | 星雲星団 | Comments(8)

Commented by Angelheart at 2016-08-19 19:59 x
わたあめに穴があいてるみたいに(立体的に)見える
というのが、すごさの証明ですね♪
Commented by 夕焼け熊五郎 at 2016-08-19 20:22 x
ToshiさんこんばんはIC1396きれいですね。Rで4分ですか三脚よほどしっかりしてるのですね、私は最初は専用三脚でしたが低くて腰が痛く星撮り仲間の方からタカハシ頂きました安定してます。
Commented by 星船 at 2016-08-19 22:29 x
暗黒星雲がうねうねと複雑に入り組んでいる様子がよくわかります。
星も全く流れていないですしコントラストも実に良いですね。
300mmでこの星雲、ちょうどよい画角です。秋にはぜひ撮りたい対象です。
Commented by dr_piano at 2016-08-19 22:55
☆Angelheartさん、こんばんは!
巨大な綿アメの例え、これまた素晴らしい発想ですね^^
星雲の濃淡まで描出出来たので、立体感が出たのだと思います。
次は1時間超えの露出にチャレンジするつもりです☆
Commented by dr_piano at 2016-08-19 23:00
☆夕焼け熊五郎さん、こんばんは!
三脚は専用のアルミ製のものを、ず~っと使っています。
やはり低いので極軸合わせは辛いのですが、一方で風には強いみたいです。
それと4分追尾を成功させるコツは、やはり東側の重量を多めにすることですね^^
設定後、2~3コマ目から追尾が安定するように思えます!


Commented by dr_piano at 2016-08-19 23:09
☆星船さん、こんばんは!
あの透明度の良かった夜の最後の1枚です。
星雲の下方の辺縁がややモヤッとしているのは、フレアのせいなのです。
画像処理でここまで修正しましたが、上述の理由でこのレンズの限界かもしれません。
コンパクトで解像度の優れたレンズだけに、ちょっと残念な気もします!

Commented by alpaprisma at 2016-08-20 19:36
天体専用カメラのおかげで、赤い散光星雲はひときわ鮮やかですね〜
Commented by dr_piano at 2016-08-20 20:49
☆alpaprismaさん、こんばんは!
赤の発色もさることながら、熱帯夜でもノイズが良好に抑えられているのには驚きです♪
さらに解像感のある階調豊かな画質にも満足しています!
D810をベースに天体用を開発したのは、正解だったような気がします^^